STAGE



STAGE

deuil(ドゥイユ)


2013.12/19 - 12/22
劇団木霊2013年12月企画公演
作・演出 ヒロ

公式ホームページはこちら

毎日一緒だったあの子も、同い年だったはずのウサギも、大好きなチーズスフレケーキも。したいになってしまった。したい。死んでしまった、のではなく、死んでいる、の。それはただの状態に過ぎないから、プロ野球選手やお嫁さんになるのと同じであって。私は夥しい数の死体を踏みつける。カビに覆われたケーキと、ぐじゅぐじゅになったあの子、がらんどうになった目のウサギが、区別をなくしてカタチをつくる。足の裏に伝わる感触も、どんどん冷たく、堅くなる。やわらかく、おいしそうで、あたたかみさえあったのに。わたしは呆然と立ち尽くす。分別を失い、一体となった死体から、足を抜くことは叶わない。わたしもいつかここで、誰かの足の下で、死体となる日が来るのでしょう。

Portfolio Item
Portfolio Item
Portfolio Item
Portfolio Item
Portfolio Item
Portfolio Item